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[19p-Z02-10] 液中プラズマを用いたナノグラフェン合成における活性種の効果[II]
キーワード:グラフェン、液中プラズマ、アルコール
アルコールに対する液中プラズマ照射によるナノグラフェン合成について、5分間のプラズマ照射と合成物のフィルタリングを繰り返すサイクルプロセスによって、アルコール原料の効果を調べた。分子量の大きいアルコールほど合成速度が大きい傾向が見られる一方、合成速度の時間変化は見られなかった。25分以降においてOH発光強度の減少と共にナノグラフェンの黒鉛化度が低下することから、OHラジカルが結晶性への寄与が示唆された。