[19p-Z18-1~14] 12.4 有機EL・トランジスタ

[19p-Z18-5] 交互積層型有機半導体結晶中の分子間相互作用

〇都築 誠二¹、小山 奏汰^1,2、下位 幸弘¹、堤 潤也¹、井上 悟²、松岡 悟志²、荒井 俊人²、長谷川 達生² (1.産総研、2.東大物工)

キーワード：有機半導体、分子間力、結晶構造

diCn-BTBT と TCNQ からなる結晶は n-型半導体として動作することが知られており、結晶中で交互に積層しカラム構造を形成している。有機半導体の電子輸送を決定づける結晶中の隣接分子の配列は分子間相互作用が支配しているが、結晶中の分子間相互作用の詳細は十分に解明されていない。そこで本研究では密度汎関数法計算を用いて結晶中の分子間相互作用の解析を行ったので、その結果を報告する。