2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.6 IV族系化合物(SiC)

[20a-C306-1~11] 15.6 IV族系化合物(SiC)

2022年9月20日(火) 09:00 〜 12:00 C306 (C306)

川西 咲子(東北大)

09:30 〜 09:45

[20a-C306-3] 基底・励起準位同時共鳴を用いたシリコン空孔量子センサの磁場・温度同時測定の最適化

田中 友晃1、山崎 雄一1、児島 一聡2、大島 武1 (1.量研、2.産総研)

キーワード:炭化ケイ素、シリコン欠陥、同時共鳴

従来の基底・励起準位ODMR同時測定では励起準位の測定が律速である点が問題だった。基底・励起準位同時共鳴を用いることで励起準位のODMRコントラストが増大するため測定の高速化が期待される。しかし、この手法では基底準位のODMRコントラストが減少するため基底準位・同時共鳴用RFの出力比の最適化が必要である。そこで本研究では同時共鳴を用いた基底・励起準位ODMR同時測定のRF出力比の最適化を行った。