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[20a-P06-7] 感染性ウイルス検出のための検討 - 不活化処理の核酸検出への影響 -
キーワード:ポリメラーゼ連鎖反応、インフルエンザウイルス、ウイルス感染症
今般のコロナ禍により、『空間の安全性』への関心が高まり、感染性のウイルスだけを検出する手法の開発が期待されている。本研究では、飛沫の乾燥やストーブ等の熱源によるウイルスタンパク質の変性、次亜塩素酸系消毒剤の散布や清拭によるウイルスの不活性化を想定し、加熱処理および次亜塩素酸ナトリウム処理後の検体について、ウイルス感染試験とRT-qPCR法による測定を実施し、不活化と測定コピー数の関係を評価した。