2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20a-P06-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 P06 (体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-P06-8] 新型コロナウイルスのプラークアッセイの高性能化と微細藻類の殺ウイルス効果の評価への応用

河原 敏男1、林 京子1、浅井 さとみ2、梅澤 和夫2、柿添 英文2、宮地 勇人2、守田 匡伸3、赤池 孝章3、久野 斉4、小松 さと子4、渡邉 卓巳1 (1.中部大生命、2.東海大医、3.東北大医、4.デンソー)

キーワード:detection time、infectious virus、natural product

人獣共通感染症の原因ウイルスが変異してヒトの間で感染が広がるとパンデミックが起こる。新型コロナウイルスもその一つであり、しかも、現在でも変異が頻繁に起こっている。PCR検査や各種抗原検査など数多くの検出手法が適用され対策が進められ、変異への対応も進められている。しかしながら、効率的な検査を目指す場合、感染力のあるウイルスを的確に検出することが求められる。そのためには、何らかの感染プロセスを経ることが有効であり、細胞へ感染させてウイルス数を評価するプラークアッセイが用いられることも多い。我々は新型コロナウイルスのプラークアッセイの効率化を研究している。本発表では、殺ウイルス効果の期待できる微細藻類の一つコッコミクサについて、その殺新型コロナウイルス効果を、効率化したプラークアッセイで評価した結果を述べる。