[20p-A205-1~13] 6.6 プローブ顕微鏡

[20p-A205-5] qPlusセンサを用いた濃厚水溶液/LTO界面のAFM分析

〇津吉 順平¹、一井 崇¹、宇都宮 徹¹、杉村 博之¹ (1.京大院工)

キーワード：qPlusセンサ、濃厚水溶液、原子間力顕微鏡

濃厚水溶液 (Water-in-salt, WiS) では，自由な水分子が少ないため，希薄水溶液と大きく異なる性質を持つ．これにより，リチウムイオン電池 (LIB) の新規電解液などへの応用が期待されている.本研究では，LIB負極の1つであるチタン酸リチウム (Li₄Ti₅O₁₂, LTO) と濃厚水溶液との界面をAFMにより分析した．LiTFSIおよびLiBETIからなるwater-in-bisalt(WiBS)に関して、Li⁺イオンの挿入前後で溶媒和構造が異なることが確認された．