[20p-A402-1~6] 9.4 熱電変換

[20p-A402-4] 鉄イオンの配位状態の溶媒依存性

〇(D)井上 大¹、小松 俊輝¹、丹羽 秀治^1,2,3、仁谷 浩明^4,5、阿部 仁^4,5,6、守友 浩^1,2,3 (1.筑波大数物群、2.筑波大数物系、3.筑波大TREMS、4.高エネ研、5.総研大、6.茨城大)

キーワード：エネルギーハーベスト、XAFS、液体熱電変換

近年、溶液中のイオンによる酸化還元反応を利用した液体熱電変換素子LTE(liquid thermoelectric device)が熱エネルギーハーベスティング・デバイスとして注目を集めている。最近、Fe(ClO₄)₃とFe(ClO₄)₂を溶解させた有機溶液の性能指数ZTが水溶液のZTと比べて大きくなることが報告された。そこで、X線吸収分光(XAFS)を用いて、鉄イオンの配位状態の溶媒依存性を系統的に調べた。