2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[20p-B104-1~20] 12.4 有機EL・トランジスタ

2022年9月20日(火) 13:30 〜 19:00 B104 (B104)

福田 憲二郎(理研)、荒井 俊人(東大)、松久 直司(東大)

15:45 〜 16:00

[20p-B104-9] 層状結晶性有機半導体の層内分子間相互作用:
芳香環とアルキル鎖の影響

都築 誠二1、井上 悟1、大野 亮汰1、東野 寿樹2、荒井 俊人1、長谷川 達生1 (1.東京大物工、2.産総研)

キーワード:層状結晶性有機半導体、分子間相互作用、分散力補正密度汎関数法計算

結晶中の分子間相互作用は有機半導体の設計や開発にとって重要である。これまでにも第一原理計算によるアルキル置換BTBTの結晶中の隣接分子との相互作用の解析が行われているが、芳香環骨格やアルキル鎖長が相互作用に与える影響の詳細は解明されていない。本研究では分散力補正密度汎関数法を用い、芳香環の種類やアルキル鎖長が隣接分子との相互作用に与える影響を解析した。