[20p-C105-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[20p-C105-15] 厚いCNT／高分子複合材料から成るπ構造熱電変換素子の作製

〇末森 浩司^1,2、小松 裕一郎²、延島 大樹^1,2、福田 伸子¹ (1.産総研、2.TherMAT)

キーワード：熱電変換

高分子系熱電材料（CNT等の導電性フィラーを高分子中に分散させた熱電材料を含む）の多くは膜厚10mm未満の薄膜形態でる。こうした薄膜材料を用いて熱電変換素子を作製した場合、材料内に十分な温度差を形成するのが困難なため、高い発電量が得られない。本研究では、ミリメートル級の厚みを有するCNT/高分子複合材料を用いて、π型の熱電変換モジュールを形成する手法を開発した。