[20p-C105-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

△ [20p-C105-8] 表面修飾セルロースナノファイバー添加によるウレタンゴムの引裂強度向上と凝集構造変化の相関解明

〇遠藤 崇正¹、伊藤 桂介¹、佐久間 華織¹、曽根 宏¹、佐藤 勲征¹、大坂 恵一² (1.宮城県産技セ、2.高輝度光科学研究センター)

キーワード：小角X線散乱、セルロースナノファイバー

近年、著者らはセルロースナノファイバー（CNF）と呼ばれるナノ繊維物質をウレタンゴムに極少量添加することで、従来のゴム硬度を保ちつつ、引裂強度を大きく向上させることに成功した。この補強メカニズムを解明するためには、ウレタンゴム中におけるCNFの凝集構造を調べることが重要となる。本研究ではウレタンゴム中におけるCNFの凝集構造を調べることを目的として、小角/超小角X線散乱測定を実施したので報告する。