2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[21a-C106-1~10] 12.1 作製・構造制御

2022年9月21日(水) 09:00 〜 11:45 C106 (C106)

廣芝 伸哉(大阪工大)、横倉 聖也(北大)

11:30 〜 11:45

[21a-C106-10] 可溶性ポリマーと有機半導体のブレンド膜の相分離と濡れ性を利用したS-DNTT-10 FETの高速作製法と高性能化に関する研究

陳 博駿1、伊東 栄次1 (1.信州大工)

キーワード:有機 FET、メニスカスコート、パターニング

スパッタ製膜した Hf を陽極酸化しその上に可溶性ポリマーと有機半導体膜S-DNTT-10をメニスカスコート法により高速製膜して相分離現象によりHfO2/PS の2層誘電体と有機半導体の積層膜とした有機トランジスタを作製した。高分子絶縁層の不溶化処理を不要とすることにより低温プロセスと大幅な作製時間の低減を可能とした。また,撥水性の自己組織化単分子膜をVUV 光で濡れ性制御することでレジストフリーの短時間パターン形成を行った。