[21a-P01-1~16] 6.2 カーボン系薄膜

[21a-P01-5] NVセンターを用いた有機シラン単分子膜中の核スピン検出

〇(B)三宅 悠斗¹、上田 優樹¹、大谷 和毅¹、津川 雅人¹、斎藤 大樹¹、臼井 俊太郎¹、品田 高宏²、谷井 孝至¹ (1.早大理工、2.東北大CIES)

キーワード：NVセンター、ダイヤモンド

ダイヤモンド中の浅い窒素－原子空孔中心（NVセンター）を磁気プローブとするナノスケールの核磁気共鳴法（ナノNMR）は、その感度と分解能の高さから、ダイヤモンド表面の極微少量試料の化学構造を同定できる強力な新手法として注目されている。ダイヤモンド表面に形成した有機シラン単分子膜中の¹Hを標的核スピンとし、NVセンターを磁気プローブに用いてNMRスペクトルの取得を試みた。