2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[21a-P04-1~11] 12.4 有機EL・トランジスタ

2022年9月21日(水) 09:30 〜 11:30 P04 (体育館)

09:30 〜 11:30

[21a-P04-8] PMA混合銀ナノ粒子インクを用いた有機トランジスタの接触抵抗低減

〇(M1)吉岡 俊樹1、鈴木 岳斗1、堀米 駿介2、関根 智仁1,2,3、竹田 泰典3、熊木 大介3、時任 静士1,2,3 (1.山形大院有機、2.山形大工、3.山形大ROEL)

キーワード:トランジスタ、銀ナノ粒子インク、インクジェット印刷

有機薄膜トランジスタ(OTFT)のソース・ドレイン電極と有機半導体との間の接触抵抗の問題は、微細化や集積化に伴い大きな課題となっている。印刷法を用いた場合、銀が電極材料として多用されるが、銀と有機半導体のエネルギー障壁に起因した接触抵抗を低減する必要がある。本研究では、電極の仕事関数を改善することができるリンモリブデン酸(PMA)を導入した銀ナノ粒子インクを作製し、印刷型OTFTの特性向上を図ったので報告する。