2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[21p-A307-1~9] トポロジカルフォノニクス/メカニクスとその周辺科学の展開

2022年9月21日(水) 13:30 〜 17:15 A307 (A307)

畑中 大樹(NTT)、鶴田 健二(岡山大)

16:55 〜 17:10

[21p-A307-8] 極超音波バレー型トポロジカルフォノニック結晶

畑中 大樹1、竹下 弘朗2、片岡 源樹2、三沢 賢明2、岡本 創1、山口 浩司1、鶴田 健二2 (1.NTT物性研、2.岡山大自然科学研究科)

キーワード:トポロジカルフォノニクス、フォノニック結晶、超音波

極超音波帯(0.3 ~300 GHz)で動作するトポロジカルフォノニック結晶(PnC)の実現を目指し,まずは,有限要素法を用いて最適な結晶格子を設計した.三回回転対称をもつ多孔単位構造において, 500 MHz近傍のK(K’)点においてディラック点が現れることを確認した.この構造を基にGaAs/AlGaAs基板においてPnC素子を作製し,トポロジカル絶縁体の性質であるバルクエッジ対応によって生じる極超音波エッジモードの伝搬を観測した.