2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 人工嗅覚エレクトロニクス・インフォマティクスの研究最前線と展望

[21p-A401-1~6] 人工嗅覚エレクトロニクス・インフォマティクスの研究最前線と展望

2022年9月21日(水) 13:30 〜 16:15 A401 (A401)

長島 一樹(東大)、アルブレヒト 建(九大)

14:30 〜 15:00

[21p-A401-3] バイオハイブリッドセンサによる高感度検出

竹内 昌治1,2 (1.東大情理・知能機械、2.KISTEC)

キーワード:Microfluidics、Biohybrid

モノづくりが進化し、これまでになかったデバイスやシステムが次々と現れる一方で、生体に見られる分子認識能や物質産生能、自己組織化能などの機能を人工的に作り出すことは依然難しい。本講演では、人工的に実現することが難しい機能素子に関しては、分子や細胞など生物材料を直接用いることで解決するという考えのもと、生物と機械のそれぞれ優れた機能や構造を組み合わせたバイオハイブリッドデバイスに関して議論したい。特に、高感度かつ特異的な分子検出や、生体特有の組織応答の検出が可能なバイオハイブリッド(BH)センサーの研究を例に挙げる。