2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[21p-B202-1~13] 13.9 化合物太陽電池

2022年9月21日(水) 13:30 〜 17:00 B202 (B202)

田中 久仁彦(長岡技科大)、渡辺 健太郎(東大)

16:00 〜 16:15

[21p-B202-10] 外部量子効率の形状が開放電圧に与える影響と量子構造太陽電池の最適化設計

〇(D)浅見 明太1、渡辺 健太郎2、中野 義昭1、杉山 正和1,2 (1.東大工、2.先端研)

キーワード:量子構造、太陽電池、詳細釣り合い理論

本研究では太陽電池の「外部量子効率の形状」と「開放電圧」との関係を詳細釣り合い理論に基づいて定量的に評価した。外部量子効率の吸収端波長付近が急峻に立ち上がることが高い開放電圧を得るためには重要であることが明らかになった。また、量子構造太陽電池については、吸収端を長波長側に拡張するために用いた量子構造において十分光が吸収されることが高効率化をする際に非常に重要であることが示された。