2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.5 表面物理・真空

[21p-C106-1~11] 6.5 表面物理・真空

2022年9月21日(水) 13:30 〜 16:30 C106 (C106)

吉越 章隆(原子力機構)、光原 圭(コベルコ科研)

16:15 〜 16:30

[21p-C106-11] 光励起によるルチルTiO2表面での水素ガス生成率 – 零点振動も考慮

加藤 弘一1、福谷 克之1 (1.東大生研)

キーワード:水素、ルチル、触媒

ルチル上に結合した水素はスモールポーラロンを発生する。特に、水素分子の脱離反応はスモールポーラロンの消滅が伴うため、断熱ポテンシャルの正確な予測が難しい。今回、数値的な解法を工夫して安定的な収束を導き、正確な断熱ポテンシャルの予測が可能となった。ルチルからの水素脱離反応を水素の零点振動の影響も考慮して報告する。