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[21p-P08-3] 配位子を使ったAgInS₂ナノ粒子の表面改質と発光機構の転換
キーワード:半導体ナノ粒子、発光、量子ドット
AgInS₂ナノ粒子は低毒性の蛍光体として注目されている。本研究では、各種のホスヒン/アミン配位子が、AgInS₂ナノ粒子の発光特性に及ぼす影響を調査した。ホスヒン添加時は、バンド端発光が現れ、同時に欠陥発光強度の減少が見られた。一方、アミン添加時にはバンド端発光は現れなかった。この結果は、ホスヒンとアミンが、キャリア捕獲中心として働くナノ粒子表面の異なるサイトに結合することを示唆している。