[21p-P18-1~40] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[21p-P18-1] 分子動力学計算による有機半導体が示す構造相転移の再現

〇(M2)關 拓和¹、竹谷 純一^2,3、岡本 敏宏^2,4、渡辺 豪^5,6 (1.北里大院理、2.東大院新領域、3.物材機構、4.JST CREST、5.北里大理、6.神奈川県産総研)

キーワード：分子動力学計算、有機半導体、結晶多形

高移動度かつ熱的・化学的安定性が求められる有機半導体分子開発にて、分子長軸周りの回転抑制で高移動度化が期待できる屈曲型π共役骨格の有機半導体分子が複数提案されている。この屈曲型有機半導体分子の中で結晶多形を示す分子が報告されているが、分子構造のみでその特性を予測することは困難である。そこで本研究では、結晶多形を示す有機半導体の構造相転移を再現可能な分子動力学計算手法の確立を目指した。