2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[22a-A105-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月22日(木) 09:00 〜 12:00 A105 (A105)

須田 隆夫(熊本高専)、三井 敏之(青学大)

10:00 〜 10:15

[22a-A105-5] Indium Tin Oxide薄膜をチャネルとする溶液ゲート電界効果トランジスタの作製方法と電気特性評価

〇(M1)片山 律1、坂田 利弥1 (1.東大院工)

キーワード:バイオセンサ、半導体、酸化インジウムスズ

本研究では、ソース/チャネル/ドレイン間に界面を持たず、かつ微細化が簡便な溶液ゲート薄膜ITOチャネルFETの作製方法を考案した。厚さ100 nm程度の導電性ITO薄膜をガラス基板上に成膜し、フォトリソグラフィーを用いてチャネル部分となるITOのみを酸でエッチング処理して半導体特性を示す20 nm程度の厚さとすることで、目的の溶液ゲート薄膜ITOチャネルFETの作製が可能となった。