[22a-A205-1~11] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[22a-A205-2] スピン波検出時における蛇行アンテナの誘導電流

〇(M2)原 大賀¹、笠原 健司¹、眞砂 卓史¹ (1.福岡大理)

キーワード：静磁表面波、COMSOL Multiphysics、蛇行アンテナ

これまでに我々は蛇行形状のアンテナで励起したマグノニック結晶中におけるスピン波の非相反性について調査し、非相反性の逆転が起こる領域が存在することが判明した。しかし、この現象は導波路内の磁化状態を計算した結果であり、実験的に観測するためには電気的手法でスピン波を検出する必要がある。そこで本研究では、単一波数のスピン波について、蛇行アンテナで電気的に検出可能かどうかをCOMSOL Multiphysicsを用いて評価した。