2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22a-A306-1~9] 11.4 アナログ応用および関連技術

2022年9月22日(木) 09:00 〜 11:30 A306 (A306)

堺 健司(岡山大)、關谷 尚人(山梨大)

10:30 〜 10:45

[22a-A306-6] 超伝導細線クライオトロンのパルス波応答に関するシミュレーション

〇(M1)安川 直輝1、西尾 太一郎1、馬渡 康徳2 (1.東理大理、2.産総研)

キーワード:超伝導、ナノクライオトロン、シミュレーション

MITが発明したnTronは、超伝導細線の常伝導転移を利用する三端子素子である。本研究では、時間依存Ginzburg-Landau方程式と熱拡散方程式を連立させ、有限要素法により数値的に解くことにより、nTronのパルス波応答に関するシミュレーションを行ったので、その数値計算結果を報告する。また、nTronが常伝導状態へ転移した後の超伝導状態への復帰の仕方には2種類あることが知られているがこの違いについても報告する。