[22a-C101-1~11] CS.5 3.10 フォトニック構造・現象（旧3.11）、3.12 半導体光デバイス（旧3.13）のコードシェア

△ [22a-C101-3] 楕円空孔を有するInP系二重格子フォトニック結晶レーザーの高出力動作

〇伊藤 友樹^1,2、河野 直哉^1,2、藤井 康祐^1,2、吉永 弘幸^1,2、藤原 直樹¹、小笠原 誠¹、田中 礼¹、八木 英樹¹、柳沢 昌輝¹、吉田 昌宏²、井上 卓也²、メーナカ デゾイサ²、石崎 賢司²、野田 進² (1.住友電工、2.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶レーザ、フォトニック結晶、InP系レーザ

我々は、次世代の通信およびセンシング用光源として、光通信波長帯のInP系PCSELを検討している。これまでに、室温CW駆動における単一モード発振や、二重格子PC導入による出射ビームの単峰化、室温CW駆動での100 mWの高出力動作を実証してきた。本報告では、さらなる高出力化に向け、非対称性を高めた楕円と円形からなる二重格子PCSELを作製し、室温CW駆動において250 mWを超える出力が得られたので、その結果について報告する。