2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 超高速・高強度レーザー(旧3.6)

[22a-C206-1~11] 3.5 超高速・高強度レーザー(旧3.6)

2022年9月22日(木) 09:00 〜 12:00 C206 (C206)

吉井 一倫(横国大)、中村 卓磨(東大)

11:15 〜 11:30

[22a-C206-9] 単層カーボンナノチューブを用いた全偏波保持散逸性ソリトンモード同期Er添加デュアルコムファイバレーザーの開発

〇(M2)水津 慶一郎1、北島 将太朗1、榊原 陽一2、面田 恵美子2、片浦 弘道2、西澤 典彦1 (1.名大院工、2.産総研)

キーワード:デュアルコムファイバレーザー、光周波数コム、超短パルス

現在、デュアルコムが高速・高分解能な分光計測の実現に向け注目を集めている。異常分散領域ではKellyサイドバンド等の影響により広帯域性、高感度性に問題があった。今回、解決に向け、正常分散領域での全偏波保持デュアルコムファイバレーザーの開発を行った。可飽和吸収体としてSWNTを使用し、実際にデュアルで散逸性ソリトンモード同期を得ることに成功した。特性の評価に加え相互安定性を確認したので報告する。