2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[22a-M206-1~11] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2022年9月22日(木) 09:00 〜 12:00 M206 (マルチメディアホール)

沓掛 健太朗(理研)、旭 良司(名大)

10:15 〜 10:30

[22a-M206-6] マルチタスク機械学習による高分子溶液相溶性とFlory-Huggins χ パラメータの予測

青木 祐太1、釣本 輝希2、ウー ステファン1,3、林 慶浩1,3、南 俊匠3、白鳥 和矢2、吉田 亮1,3,4 (1.統数研、2.三菱ケミカルグループ、3.総研大、4.物材研)

キーワード:高分子、インフォマティクス、相溶性

高分子/溶媒間の相溶性およびFlory-Huggins χ パラメータを予測する機械学習モデルを, マルチタスク学習により構築した. 訓練/テスト分割をランダムに10回行い予測精度を検証したところ, 相溶/非相溶の二値分類に関してはAUCの平均で0.93以上, χパラメータの定量的な予測についてはR2の平均で0.75以上の精度が確認できた. 採用したモデルの構造はHansenの溶解度パラメータ(HSP)による予測方法を一般化したような形となっており, その詳細についても詳しく報告する.