2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-A105-1~20] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月22日(木) 13:00 〜 18:45 A105 (A105)

宮本 浩一郎(東北大)、笹川 清隆(奈良先端大)、山下 一郎(阪大)、野田 実(京工繊)

17:00 〜 17:15

[22p-A105-14] 無線CMOSカメラを用いたバイオ蛍光法による外耳道経皮ガス計測

〇(M2)三浦 凜太朗1、石川 力1、張 耿1、飯谷 健太1、當麻 浩司1,2、荒川 貴博1,3、三林 浩二1 (1.医科歯科大、2.芝浦工大、3.東京工科大)

キーワード:経皮ガス、バイオ蛍光法、VOCs

生体ガス中の揮発性有機化合物(VOCs)には、代謝や疾患に関する成分が含まれ、非侵襲かつ簡便な代謝評価・疾病診断に利用可能と考えられる。先行研究にて外耳道は他の部位に比して高濃度のVOCs放出が生じ、皮膚ガス計測に影響を与える発汗活動が生じにくいことを示した。本研究では、無線により画像信号を伝送するCMOSカメラをバイオ蛍光式VOCs計測に適用し、無拘束センシングが可能な、ヘッドセット型外耳道ガス計測システムの構築を行った。