[22p-B102-1~10] 特色ある分光評価法による半導体発光材料・光物性再訪：新しい展開を目指して

[22p-B102-9] 時間・空間分解分光による量子ホール系の探索

〇遊佐 剛¹ (1.東北大理)

キーワード：半導体、量子ホール、分光

二次元半導体中の電子(2DEG)に強磁場を印可した際に現れる量子ホール系は非常に古くから研究されているが、近年典型的なトポロジカル物質としての側面[1]だけでなく、フェルミオンでもボゾンでもないエニオン統計性[2]、量子宇宙のシミュレーターへの応用[3]など、基礎物理の分野でも再注目されている。今回は強磁場・極低温での半導体分光測定という側面から、量子ホール系の時間・空間の同時測定技術について報告する。