2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

22 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」 » 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[23a-C102-1~8] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2022年9月23日(金) 09:45 〜 12:00 C102 (C102)

塩見 淳一郎(東大)

10:00 〜 10:15

[23a-C102-2] 相変態を用いた熱流スイッチング素子の高性能化

〇(M2)丸地 智也1、平田 圭佑1、松波 雅治1、竹内 恒博1 (1.豊田工業大学)

キーワード:熱流スイッチング素子、相変態

我々は,120℃付近に相変態を示すAg2S系材料において,潜熱を起源とする熱伝導度の顕著な増大を発見した.本研究では,この現象を用いた熱流スイッチング素子の高性能化に取り組んだ.比熱の温度依存性から,相変態に伴う潜熱とエントロピーの変化を定量的に見積もり,最も良い熱流スイッチング特性を示す条件を探索した.