[23p-A202-1~16] 6.2 カーボン系薄膜

△ [23p-A202-16] マイクロ波アンテナの設計と生体内ダイヤモンドODMR信号定量予測

〇(D)押味 佳裕¹、藤原 正澄¹ (1.岡山大院自然)

キーワード：ナノダイヤモンド、マイクロ波アンテナ、光検出磁気共鳴

窒素空孔中心という特殊な格子欠陥を持つ蛍光ナノダイヤモンド（ND）を用いた量子計測は、緑色光とマイクロ波を同時に照射してNDの蛍光強度の変化を読み取ることで実現される（光検出磁気共鳴（ODMR））。ODMR測定に基づくバイオ分析研究においてマイクロ波アンテナを効率よく動作させるためには、マイクロ波アンテナの動作原理とODMR信号の総合的な理解が欠かせない。そこで本研究ではアンテナ特性に基づいたODMR信号の定量的予測を試みた[1]。
[1] Oshimi et al., Lab Chip, Advance publication (2022). DOI: 10.1039/D2LC00112H