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△ [23p-B101-9] ゾルゲル法で作製したTiO2ナノ粒子の電子状態へのアニーリング効果
キーワード:ナノ粒子、酸化チタン
酸化チタン(TiO2)は、光触媒として有名であるが、近年、高エネルギー変換効率達成のためペロブスカイト太陽電池や有機薄膜太陽電池へ応用されている。高エネルギー変換効率達成に必要な平滑な界面を得るために、TiO2のナノ粒子化が重要である。また、ゾルゲル法などの溶液法を用いることで、安価で容易にTiO2のナノ粒子の合成が可能となっている。本研究ではゾルゲル法で作製したTiO2ナノ粒子の薄膜を異なる条件下でアニール処理を行い、それによる膜表面構造および表面電子状態の変化を調べた。