[23p-B102-1~8] 8.3 プラズマナノテクノロジー

[23p-B102-1] ナノ粒子生成用変調誘導熱プラズマに導入する原料粒子の荷電効果と
それによる原料加熱への影響

〇田中 康規¹、古川 颯大¹、長瀬 有理奈¹、中野 裕介¹、石島 達夫¹、末安 志織²、渡邉 周²、中村 圭太郎² (1.金沢大理工、2.日清製粉Gr本社)

キーワード：ナノ粒子、誘導熱プラズマ、大量生成

本報では，開発したナノ粒子大量合成法PMITP＋TCFF法の数値解析モデルに，原料粉体の熱プラズマ投入時における帯電効果と加熱量への影響を新たに考慮した。帯電を，原料粒子へのプラズマからのイオン束・電子束入射，粒子からの熱電子・2次電子放出を考慮した。プラズマからのイオン束はOML理論に基づき計算した。その結果，原料は熱プラズマ投入後，負から正に帯電状態が変化し加熱量も変化することが判明した。