[23p-M206-1~13] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[23p-M206-13] 多端子カーボンナノチューブ薄膜トランジスタを用いた物理リザバーコンピューティング

〇(M1)渡邉 丈士¹、内山 晴貴¹、大野 雄高^1,2 (1.名大工、2.名大未来研)

キーワード：リザバーコンピューティング、物理リザバー、カーボンナノチューブ

多端子のカーボンナノチューブ薄膜トランジスタ(CNT TFT)を用いた物理リザバーを作製し、基礎特性の評価及び時系列予測タスクの実証を行った。作製した素子は非線形な入出力特性とヒステリシス示し、端子ごとの特性ばらつきが確認された。NARMA2を用いた時系列予測では、予測精度は素子数に依存しており、8素子を用いて正規化平均二乗誤差0.619が得られた。