2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.3 新技術・複合新領域

[22a-P01-1~10] 1.3 新技術・複合新領域

2022年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P01 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[22a-P01-5] プラズモニック結晶を用いた非標識PCR法の開発

〇(M2)古川 ふうた1、山田 大空1、川崎 大輝1、西辻 凌輔1、遠藤 達郎1、末吉 健志1,2、久本 秀明1 (1.阪府大院工、2.JSTさきがけ)

キーワード:ポリメラーゼ連鎖反応、プラズモン、DNA分析

DNA分析で広く用いられるポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction: PCR)法は、従来、標識・染色等の煩雑な操作が必要であった。本研究ではプラズモニック結晶(Plasmonic crystal: PC)を用いた光検出により、簡便で非標識なPCR検出を行った。解析方法として、PCRサイクル毎の総合的な変化を確認するため、性能指数(Figure of method: FOM)を採用した。結果として、ポジティブコントロールとネガティブコントロールの間に差が確認され、PCによる非標識PCR検出の可能性が示唆された。