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[22a-P01-5] プラズモニック結晶を用いた非標識PCR法の開発
キーワード:ポリメラーゼ連鎖反応、プラズモン、DNA分析
DNA分析で広く用いられるポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase chain reaction: PCR)法は、従来、標識・染色等の煩雑な操作が必要であった。本研究ではプラズモニック結晶(Plasmonic crystal: PC)を用いた光検出により、簡便で非標識なPCR検出を行った。解析方法として、PCRサイクル毎の総合的な変化を確認するため、性能指数(Figure of method: FOM)を採用した。結果として、ポジティブコントロールとネガティブコントロールの間に差が確認され、PCによる非標識PCR検出の可能性が示唆された。