2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-D315-1~17] 3.1 光学基礎・光学新領域

2022年3月22日(火) 13:00 〜 17:45 D315 (D315)

横山 知大(阪大)、細川 千絵(大阪市立大)、工藤 哲弘(豊田工大)

16:30 〜 16:45

[22p-D315-13] 液晶積層構造を用いた同軸光線上に異なるトポロジカルチャージを持つ光渦の生成

〇塚本 脩仁1、吉田 浩之1、尾﨑 雅則1 (1.阪大院工)

キーワード:光渦、q-plate、液晶

q-plateは、一般に棒状液晶が基板上のある点周りで半整数倍回転した幾何学構造を持つ素子で、幾何学位相に基づき円偏光の光渦を生成できる。しかし、生成した光渦のトポロジカルチャージは素子の幾何学構造に制限される。本研究では、1/4波長の位相遅延が生じるq-plateとコレステリック液晶を積層した構造が同軸光線上に異なるトポロジカルチャージを持つ光渦を生成することを明らかにした。