2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-D315-1~17] 3.1 光学基礎・光学新領域

2022年3月22日(火) 13:00 〜 17:45 D315 (D315)

横山 知大(阪大)、細川 千絵(大阪市立大)、工藤 哲弘(豊田工大)

16:45 〜 17:00

[22p-D315-14] ナノ秒光渦照射による単一神経細胞の神経活動変化

〇箕嶋 渉1、瀬川 夕海1、増井 恭子1、柚山 健一1、尾松 孝茂2,3、細川 千絵1 (1.阪市大院理、2.千葉大融合理工、3.千葉大分子キラリティ)

キーワード:光渦、ナノ秒パルスレーザー、培養神経回路網

光渦は螺旋状の波面と円環状の空間強度分布をもち,照射した物質への軌道角運動量の寄与が近年注目を集めている。本研究では,ナノ秒光渦を顕微鏡下で神経細胞表面に集光し,光渦照射に伴い変化した神経活動の蛍光Ca2+イメージング計測を行い,神経細胞に対する有効性を検討した。光渦を照射した細胞,および隣接する細胞において照射直後に細胞内Ca2+濃度が上昇し,光渦照射で神経活動が誘発できることが示唆された。