2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[22p-E106-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2022年3月22日(火) 13:30 〜 18:00 E106 (E106)

小栗 和也(東海大)、藤井 克司(理研)

13:30 〜 14:00

[22p-E106-1] [第12回女性研究者研究業績・人材育成賞(小舘香椎子賞)受賞記念講演] 酸化物ガラスの構造制御による高機能化

〇小野 円佳1,2 (1.北大電子研、2.AGC株式会社)

キーワード:ガラス、無機物

無機の酸化物ガラス材料は作りやすく加工しやすい上に透明性に優れていることから、建築物の材料やモバイルフォンなどの様々なものの保護膜、通信を担う光ファイバ等として、広く用いられる。これらの性質は、ガラスが均質で、原子の構造がランダムなためにもたらされる恩恵だが、秩序の制御を行うことによって物性を向上させることが出来る。均質化によるシリカガラスの超透明化、不均質化による高強度化の例を紹介する。