2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[23p-D315-1~15] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2022年3月23日(水) 13:00 〜 17:45 D315 (D315)

仁田 功一(神戸大)、鈴木 裕之(群馬大)、谷田 純(阪大)、中村 友哉(阪大)、東田 諒(NHK)

15:15 〜 15:30

[23p-D315-8] 遺伝的アルゴリズムの導入による空間クロスモジュレーションを用いた空間モード変換技術の性能向上

〇石橋 梨乃1、前田 智弘1、外林 秀之1 (1.青学大)

キーワード:光波面制御、モード分割多重

近年、複数の空間モードを独立した伝送キャリアとして取り扱うことで情報を多重化するモード分割多重技術が注目されている。モード分割多重伝送の実現には空間モードを変換する技術が必要不可欠であり、低損失かつ低クロストークな技術が求められる。そこで、本研究では高い光利用効率を特長とする光波面制御技術である空間クロスモジュレーション(SCM)に着目した。SCMでは反復計算により変換精度の向上が報告されているが、反復計算は光利用効率の低下を伴うため、遺伝的アルゴリズムを導入することで、低損失かつ低クロストークなモード変換の実現を目指す。