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[23p-E101-2] 一次元遷移金属カルコゲナイドの成長と評価
キーワード:遷移金属カルコゲナイド、化学気相成長、1次元物質
本発表では、遷移金属カルコゲナイド(TMC)一次元ナノ構造の成長と評価に関する最近の成果を紹介する。TMCワイヤーに関しては、CVDにより大面積合成が初めて可能になり、その電子輸送特性がワイヤーの集合状態を強く反映することや、ワイヤーからTMDCナノリボンに変換できることを明らかにした。また、二次元TMDCの端から別のTMDCを成長させることで、ナノリボンやその超格子的な周期構造が成長できる。このようなCVD技術の進展は、一次元構造やその複合系を利用した物性・機能を実現に向け、新たな物質群を提供すると期待される。