2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[23p-E205-1~18] 10.4 半導体・トポロジカル・超伝導・強相関スピントロニクス

2022年3月23日(水) 13:30 〜 18:30 E205 (E205)

岡林 潤(東大)、吉田 博(東大)、阿部 英介(理研)

16:30 〜 16:45

[23p-E205-12] Geベースオールエピタキシャル単結晶横型短チャネルスピンバルブ素子における大きな磁気抵抗効果の観測

〇鶴岡 駿1、但野 由梨子1、Le Duc Ahn1、田中 雅明1,2、大矢 忍1,2 (1.東大院工、2.東大院工CSRN)

キーワード:スピントロニクス、スピンバルブ

本研究では、スピンMOSFETの実現に向けて、磁気抵抗比(MR比)を向上させることを目的として、Co/Fe/MgO/Ge:B/Ge(001) 基板からなるオールエピタキシャルヘテロ構造に対してチャネル長68 nmのスピンバルブ素子構造を作製した。3 Kにおいて、最大0.55 %のMR比が得られた。これは拡散伝導を仮定した理論から予測される値のおよそ1000倍の値となっており、チャネル長を68 nmにまで微細化することにより、MR比を大幅に向上させることができることが明らかになった。