[23p-P01-1~4] 3.1 光学基礎・光学新領域

[23p-P01-3] 光励起と電場を組み合わせた CdSe/ZnS 半導体量子ドットの運動操作法の開発

〇稲葉 勇人¹、右馬 健太郎¹、山本 将平¹、守安 毅¹、熊倉 光孝¹ (1.福井大工)

キーワード：半導体、量子ドット、レーザー

数nmサイズの粒子に対する常温液体中での運動操作は、通常の誘電泳動法などでは実験的に困難である。近年、量子ドットの運動を光励起と不均一電場を用いて操作できることを示唆する実験結果を得ることに成功した。しかし、この実験では対流などにより理論と整合性のある結果が得られていない。そこで今回、対流に勝るような大きな力を発生させるため静電場数値計算を用いて従来よりも強い電場を印加できる実験装置の検討を行った。