[23p-P05-1~11] 6.2 カーボン系薄膜

[23p-P05-2] ダイヤモンド上マイクロ波照射用銅めっき導波路の作製による単一NVセンターを用いたODMR計測の時間安定性向上

〇津川 雅人¹、齋藤 悠太¹、上田 優樹¹、大谷 和毅¹、齋藤 美紀子²、品田 高宏³、谷井 孝至¹ (1.早大理工、2.早大ナノ機構、3.東北大 CIES)

キーワード：NVセンター、ダイヤモンド

ダイヤモンド中の単一NVセンターの電子スピンは優れたスピン特性を持つことから、ナノNMR用の磁気プローブとして注目されている。測定の際、マイクロ波の照射には、直径約20 µmのCuワイヤが多用される。この方法は、ナノNMR計測精度を劣化させやすい。そこで本研究では、マイクロ波照射用のCuワイヤをダイヤモンド表面に電解めっきにより作製し、それを用いた場合のナノNMR計測の安定性および再現性を評価した。