2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[23p-P12-1~14] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2022年3月23日(水) 16:00 〜 18:00 P12 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[23p-P12-11] 低蛍光強度の透明導電膜の形成

〇守護 理高1、清水 麻希1、土方 泰斗1、相川 慎也2、森 峻2 (1.埼玉大工、2.工学院大工)

キーワード:透明導電膜、酸化インジウムスズ、NVセンタ

近年,NVセンタの電荷等の制御やマイクロ波を印加する用途で導電膜下のNVセンタ計測の需要が高まっているが,透明導電膜自体が発光すると,NVセンタの蛍光に紛れてしまい,測定困難になる。そこで本研究では,ITOとその母材となるIn₂O₃について,低蛍光強度となる成膜条件について調べた。
その結果,酸素分圧を上げると蛍光強度が低くなるが,抵抗率は高くなった。また,アニールを行わない膜が本目的には適していることがわかった。