2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[24a-D315-1~9] 3.6 超高速・高強度レーザー

2022年3月24日(木) 09:00 〜 11:30 D315 (D315)

南川 丈夫(徳島大)

09:00 〜 09:15

[24a-D315-1] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] デュアルコム・サニャック干渉計を用いた表面弾性波の定量振幅計測

〇岩崎 綾華1、西川 大智1、岡野 真人1,2、立野 翔真1、山野井 一人1、能崎 幸雄1、渡邉 紳一1 (1.慶応理工、2.防衛大)

キーワード:光周波数コム、デュアルコム分光法、測距

近年、超短パルスレーザーを用いた距離測定(測距)が注目を集めている。特にデュアルコム分光法を用いると、飛行時間計測と光干渉計測を組み合わせることで、キロメートルからナノメートルまでの広範囲を同時に距離測定することが可能となる。我々はサニャック干渉計を用いたデュアルコム計測装置を構築することでデュアルコム測距の最小測定限界を3桁下げることに成功した。今回はこの装置を用いて、金属表面を伝搬する表面弾性波の定量的な変位振幅計測を行った。