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△ [24a-E302-5] 超高圧アニールを施したAlSiO/n-GaN MOS構造の特性評価
キーワード:GaN、MOS
n-GaN上にALD法でAlSiOを堆積させたMOS構造の膜中欠陥を低温で除去しうるPDA手法として、超高圧アニール(UHPA)処理の検討を行った。試料のアニール条件は950°C, 常圧と300°C, 300 MPaの物を用意した。 C-V測定の結果、1~100 kHzの範囲で周波数分散は見られず、ヒステリシスは小さかった。SIMSによるGa濃度分布を行ったところ、常圧では高温アニールの影響で1020 cm-3程度のGa分布が確認されるが、UHPAでは検出限界である1016 cm-3程度に抑えられていた。