2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.8】 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェアセッション

[24p-E104-1~16] CS.8 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェアセッション

2022年3月24日(木) 13:00 〜 17:45 E104 (E104)

宮本 浩一郎(東北大)、筒井 真楠(阪大)、田和 圭子(関西学院大)

17:15 〜 17:30

[24p-E104-15] グラフェン型共振質量センサによるCOVID-19の検出

〇新野 謙1、古澤 絵里子1、崔 容俊1、野田 俊彦1、澤田 和明1、合田 達郎2、髙橋 一浩1 (1.豊橋技科大工、2.東洋大)

キーワード:グラフェン、MEMS、バイオセンサ

感染初期での診断が感染拡大を防ぐために携帯性と高感度なセンサが求められている。私たちは、MEMS技術を用いた共振センサの研究を行っており、可動膜にグラフェンを用いることで小型かつ高感度なセンサが実現できる。本報告では架橋グラフェン上に固定化するレセプターを、COVID-19を特異的に吸着するアプタマーに変更することにより、不活化COVID-19を検出について報告する。また、空気中のウイルス検出の検証として、エアロゾル状態でのウイルス検出についても報告する。