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[24p-P01-11] Fe3O4強磁性トンネル接合における伝導特性のバリア材料依存性
キーワード:マグネタイト、トンネル磁気抵抗効果
Fe₃O₄は逆スピネル構造を持つフェリ磁性酸化物である。その特徴として負のハーフメタル特性(スピン分極率P= -100 %)、電気伝導性などがあげられ、スピントロ二クス材料への応用が期待される物質である。しかし、その伝導メカニズムの詳細は不明な点も多い。そこで、本研究ではコヒーレントなトンネル伝導をするMgOバリアとインコヒーレントなトンネル伝導をするAlOxをバリア材料として用い、伝導特性を比較した。