[25a-D113-1~11] 2.4 医用応用

[25a-D113-11] フォトンカウンティングCTにおける被検体エッジ部のスペクトル補正法

〇横井 一磨¹、高橋 勲¹、小嶋 進一¹、渡辺 史人¹ (1.富士フイルムヘルスケア)

キーワード：フォトンカウンティングCT、スペクトル較正、シェーディングアーチファクト

フォトンカウンティングCTでは検出器の個体差やパイルアップ等の非理想的な応答を較正するため，複数の基底物質の減弱体の厚さを網羅的に組合せて取得したスペクトルを用いて較正する手法が知られている。減弱体に平板を用いる場合，被検体エッジ近傍では半影などにより適切な較正ができず，基底物質画像にシェーディングが生じる。この被検体エッジ部での半影の影響を補正し，アーチファクトを改善する方法を提案する。