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[25p-D214-2] 差動位相シフト量子デジタル署名の提案
キーワード:量子デジタル署名、量子通信、差動位相シフト
デジタル署名は送信データが正規のものであることを証明する技術であり、そのために送信者は認証鍵を予め公開し、データ送信時に署名鍵を添付する。署名鍵と認証鍵が整合していれば正規のデータと認定される。そこでは認証鍵からは署名鍵が偽造されないことが要であり、量子デジタル署名(QDS)はこれを量子力学的に保障する。本発表では、従来よりも装置構成・鍵配布手順が簡便な、差動位相シフトQDSを提案する。