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[25p-E302-5] 8-12 µm帯中赤外分光システムの高感度化
キーワード:分光、中赤外、光周波数コム
中赤外領域には分子振動に由来する吸収線が存在し、呼気診断などの応用に向けて、様々な分光法について研究が行われている。我々は超高次分散素子と2次元アレイ型ディテクタによる3-5 µm帯及び8-12 µm帯の中赤外分光システムの構築を行ってきた。呼気診断には呼気に含まれるサブppmレベルの分子検出が必要である。本研究では、構築した中赤外分光システムに対してヘリオットセルを導入して、光路長を長くすることで高感度化を試みた。