[25p-E303-1~13] 3.11 フォトニック構造・現象

[25p-E303-11] サファイア基板上に直立した中空GaNナノワイヤレーザの特性評価

〇滝口 雅人^1,2、Sergent Sylvain^1,2、Damilano Benjamin³、Vézian Stéphane³、Chenot Sébastien³、Yazigi Nicole³、養田 大騎^1,2、土澤 泰^1,4、角倉 久史^1,2、新家 昭彦^1,2、納富 雅也^1,2 (1.NTT NPC、2.NTT 物性研、3.CNRS-CRHEA、4.NTT 先デ研)

キーワード：ナノワイヤ、レーザ、ベクトルビーム

ベクトルビームは特異な偏光特性を持つため、基礎から応用の分野で盛んに研究されている。本研究では、中空構造をもつGaNナノワイヤ[1]により、円環ビームを生成できるナノレーザの実現を目指す。本ナノワイヤはGaNと比べて屈折率の低いサファイア基板上に直立しているために、端面間でのファブリーペロー共振器やナノワイヤ同径方向を周回する共振器モードが形成可能となり、この共振器モードを使ったレーザ発振を確認した。
[1] M. Notomi, et.al., Opt. Mater. Express, 10, 2560 (2020)
[2] S. Sergent, et.al., ACS Photonics, 6, 3321 (2019)